このシリーズは、
子どもの夏の紫外線を、
順番に整理していく、
全4回のシリーズです。
- 日焼け後の見方
- 夏の外遊びの考え方
- 強い日焼けの相談ライン
- 日焼け止めの選び方 👈今ここ
お急ぎの方はこちら
お急ぎの方は、
目次から「まとめ」だけ先に読んでも大丈夫です。
ママ日焼け止め、
ドラッグストアに行くたびに
種類が多すぎて、
結局いつも同じの買っちゃう…。
これでいいのかも
よく分かってないんだけど。



わかります、
棚の前で固まっちゃいますよね。
SPFの数字も、
石けんで落ちるとか、
ウォータープルーフとか書いてあるのも、
正直どれも似たようなことを
言ってるように見えて。



そうなんです。
結局どれが”正解”なの?って。



実は、日焼け止めって
“これが正解”っていう1本を
探すものじゃないんです。
今日は、その日の過ごし方から
見ていくと、
意外と選びやすくなる、
というところを
一緒に整理していきますね。
- SPFやPAは「目安」であって、
数字が高ければ必ず正解、ではないこと - 我が家で選ぶための「5つの見方」
- 迷ったときに、
優先する軸を1〜2個に絞る考え方
SPFが高いほどいい…とは限らないんです
「SPF50を選んでおけば、
とりあえず安心」——
なんとなく、そう思っていませんか。
数字が大きいほど強そうに見えるので、
「SPF50 PA++++」のような表示を見ると、
つい一番強そうなものに
手が伸びてしまいます。
ただ、SPFやPAは、
紫外線を防ぐ力を見るための目安です。
SPFは主に肌が赤くなる紫外線、
PAはそれとは別の紫外線への
防御の目安として表示されています。
もちろん、数字や記号は
選ぶときの参考になります。
ただし、それだけで
「子どもに合うか」
「毎日の生活で続けやすいか」まで
決まるわけではありません。
毎日の登園や近所のお散歩と、
真夏の海やプールでは、
必要な強さがそもそも違います。
日常づかいでは、
必ずしも一番高い表示だけを見て
選ぶ必要はありません。
一方で、使い心地や落としやすさ、
肌に合うかは製品によって違います。
だから、数字だけで選ぶのではなく、
「今日はどういう場面で使うか」
「塗り直せる場面かどうか」も
一緒に見ていくと、選びやすくなります。
次の章で、その見方を
具体的に整理していきますね。
選ぶときに見る「5つの見方」
ここからは、選ぶときに
見ておきたい5つの見方を
ご紹介します。
5つ全部を完璧に満たす1本を
探さなくても大丈夫です。
まずは「こういう見方があるんだ」と
知っておく場所、
くらいの気持ちで読んでみてください。
どれを優先するかは、
このあとの章で一緒に考えていきます。
使う場面
毎日の登園やお散歩なのか、
それとも海やプールで
しっかり遊ぶ日なのかで、
必要な強さや、
水に強いかどうかの重みが
変わってきます。
日常の場面と、長く外にいる場面を、
まずはなんとなく分けて考えてみると、
見方が定まりやすくなります。
塗りやすさ
子どもが嫌がらずに
塗らせてくれるか、
親も広い範囲に
サッと塗り広げられるかは、
続けやすさに直結します。
顔まわりは特に嫌がる子も多いので、
そこも見ておきたいポイントです。
落としやすさ
石けんで洗える範囲で
落ちるものか、
専用のクレンジングが
必要なものかで、
お風呂での手間や、
肌への負担感が変わってきます。
毎日のことなので、
ここは地味に効いてくる見方です。
塗り直しやすさ
汗をかいたり、水遊びをしたり、
タオルで拭いたりすると、
日焼け止めは思っている以上に
落ちていきます。
「塗り直しやすい形かどうか」も、
選ぶときの見方のひとつです。
肌に合うか
ノンケミカルや敏感肌用といった表示は、
選ぶときの目安になります。
ただ、表示だけで
「必ず合う」とは言い切れません。
白浮きや伸びにくさで
子どもが嫌がることもありますし、
反対に、表示上は
やさしそうに見えても、
その子の肌には
合わないこともあります。
大切なのは、
表示だけで決めることではなく、
少量から試して、
その子の肌に合うかどうかを
見ていくことです。
迷ったら、優先する軸を1〜2個に絞る
5つの見方を並べてみると、
「じゃあ全部を満たす1本を
探さなきゃ」と
思ってしまうかもしれません。
でも、そこまで頑張らなくて大丈夫です。
大切なのは、
うちの場合はどれを優先するか、を
1〜2個に絞ることです。
たとえば、
日常の登園やお散歩がメインなら、
落としやすさや塗りやすさを
優先すると、
毎日の負担が軽くなります。
長めの外遊びの日なら、
汗やこすれに強いかどうかが
気になるところです。
プールや海に行く日なら、
耐水性を優先軸にしてよさそうです。
敏感肌が気になるときは、
まず肌に合うかどうかを優先して、
少量から試していくのが安心です。
「全部を満たす完璧な1本」を
探すのではなく、
「今日は、この軸を優先しよう」
というくらいの感覚で
選んでいくと、
棚の前で固まる時間も
ぐっと減っていくはずです。
「選ぶ軸は分かったけれど、
実際の商品を見るとまた迷う」
そんな方向けに、
ノンケミカル、石けんで落ちる、
ウォータープルーフなどの表示や、
市販品を見るときの考え方は、
別記事で整理する予定です。
この記事では、まず
“その日の過ごし方に合わせて、
何を優先して選ぶか”を
整理するところまで扱います。
【公開後、こちらから読めます】
塗る前と、使いながら。少しだけ見ておきたいこと
選び方の軸とは別に、
使うときに少しだけ
見ておきたいことがあります。
選び方の主役ではなく、
あくまで補助的な注意点として、
軽く触れておきますね。
日焼け止めは、
薄くのばしすぎると、
表示されている力を
十分に発揮しにくくなります。
とはいえ、子どもに毎回きっちり
量を測って塗るのは、
現実的ではありませんよね。
まずは、ムラなく塗れているか、
そのあたりを見ていくくらいで大丈夫です。
乳児のうちは、
日焼け止め任せにせず、
日陰・帽子・衣類といった
物理的な対策が
まず基本になります。
汗や水、タオルで
日焼け止めは落ちていくので、
塗り直しは前提として
考えておくと安心です。
もし肌に合わない様子があれば、
無理に続けなくて大丈夫です。
赤み・かゆみ・刺激感などが出た場合は、
無理に続けず、使用を控えて、
必要に応じて小児科・皮膚科や
薬剤師に相談してください。
保湿剤や虫よけと
一緒に使う日は、
順番だけ少し意識してみてください。
保湿剤は、肌を整えてから
日焼け止めを重ねる。
虫よけは、日焼け止めのあとに使う。
この順番だけ覚えておけば十分です。
📋 まとめ
日焼け止めは、
全部の条件を満たす
完璧な1本を探すものではありません。
その日の過ごし方に合わせて、
優先する軸を1〜2個
選んでいく、
という感覚で選んでみてください。
「場面」「塗りやすさ」「落としやすさ」から
見ていくだけでも、
選びやすさはかなり変わってきます。
最後に…
日焼け止め売り場は、
表示も種類も多くて
迷いやすい場所です。
でも、最初から
完璧な1本を選ぼうと
しなくて大丈夫です。
今日の外遊びに合うか。
子どもが嫌がらずに使えそうか。
お風呂で無理なく落とせそうか。
まずはそのあたりから
見ていくと、
少し選びやすくなります。
完璧な1本を探すより、
今日の過ごし方に合うかどうか。
そこから見ていくだけでも、
選び方は少し軽くなります。
日焼け止めの選び方を整理したら、
次は表示やタイプの見方を
もう少し詳しく。
市販品を見る前の補足として
別記事で整理する予定です。
【公開後、こちらから読めます】
📚 参考・引用
【ここをタップして詳細を表示】
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- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」(2020年3月改訂)
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf - 日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」
https://jspd.umin.jp/qa/03_uv.html
📝 この記事について
この記事は、
薬剤師としての知見と、
子育て中のパパとしての実体験を
もとに整理しています。
症状やお薬の使用に不安がある場合は、
かかりつけの医療機関・薬剤師へ
ご相談ください。





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